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2016年02月03日

犬皮のお話し


犬皮のお話し 「冬のはきもの」の続き。戦中の物資不足に対応して様々なものが統制・転用されることになったとき、そのひとつに犬皮があった。津軽三味線は犬皮というが、豚皮には及ばずとも十分強度があるといい、犬皮は統制品となって、野犬や狂犬狩りから出る皮はクロムでなめして靴となった。そもそも、朝鮮や北満では皮革、特に犬皮が一大産業であり、日本でも昔は犬皮がよく防寒具とされ、戦時に畜犬は献納されて飛行服など兵士用の被服となった。ところで白瀬矗中尉の南極探検隊には、二名の樺太アイヌ人がいて、探検では、樺太犬の毛皮のコートと寝袋、アザラシ皮のブーツが非常に重宝したといい、樺太・北海道では、樺太犬の毛皮で出来たドンザが浜の親方衆などに着用され、昭和三十年代までは普通に見られていたのである。 犬皮のドンザ 紋別市立博物館犬皮のコートを着た出発前の白瀬一行

第391号  築80年のRC造りの橋     北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

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