さぽろぐ

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2009年08月31日

道北の洋館二棟

よく残された昭和レトロの洋館


◆下川町・恵林館
 昭和12年に旧下川営林署庁舎として建設された「恵林館」は、切妻、寄棟の折中と下見板に漆喰の外壁をベースとして、半円形の飾り窓(ドーマ窓)や二重の上げ下げ窓と、そのユニークさの中に、当時の特徴的な意匠を知ることができる、美しくもたいへんに貴重なものである。








◆比布町・鈴木邸
 昭和3年に建設されて、洋風棟と伝統的な和風棟からなる。当時に流行した縦長の額縁上げ下げ窓を多用した洋風2階建の寄棟部分と、引き戸が長くつづいた縁側に家紋を配したと戸袋の入母屋部分が接合した特徴的な和洋折衷で、外壁はトタンという、当時としてはめづらしいものである。



















第143回 とっても素敵な洋館    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/
  

Posted by 釣山 史 at 20:43Comments(0)古民家・古建築

2009年08月21日

ブログ目録・温泉宿編

ブログ目録・温泉宿編
▼主に北海道・道東北を中心とした温泉宿



270歴旅・温泉、津別編
 …山のお宿、林間の天然温泉。
240歴旅・温泉、尾岱沼編
 …自然いっぱい、ラムサールの湯。
225歴旅・温泉、日高編2
 … 肉三昧、美味しゅうございました。 
208歴旅・温泉、日高編
 … 樹海ロードの温泉。
203歴旅・温泉、上ノ国編
 … かくれた道南の名湯。
197歴旅・温泉、中頓別編
 … 高原の別荘気分な温泉。
191歴旅・温泉、中標津編2
 … 中標津のゆったり、のんびり温泉。
190歴旅・温泉、新得編
 … 濃すぎるくらい真っ赤な湯!! 
146歴旅・温泉、江別編
 … 江別で唯一の温泉宿、黒くてツルツル!
142歴旅・温泉、留辺蘂編2
 … 豊富な湯量、とってもツルツル、すべすべの美人の湯。ファミリー向けの天然温泉。
141歴旅・温泉、愛山渓編
 … 通好み、標高1、000㍍以上の奥山にある秘湯中の秘湯、しっとりした天然の湯。
139歴旅・温泉、留辺蘂編1
 … 玄人も納得する超天然の泉質、お肌にやさしい湯治温泉、アトピーに効く!!
137歴旅・温泉、中標津編
 … 安くて泊まりやすい宿、かけ流しの天然露天ぶろがgoo!!
123歴旅・温泉、歌志内編
 … 炭鉱の坑口から湧出する天然温泉。入浴しやすいお年寄りにやさしい、ファミリー向けの宿。
106歴旅・温泉、盃温泉郷編 ← 積丹です。
 … 奇岩・絶壁が続く美しい海岸線にある安価であずましい国民宿舎。
101歴旅・温泉、西興部編
 … ハンターと渓流釣りの宿、残念ながら天然ではありません。
100歴旅・温泉、阿寒編
 … 阿寒コタンにあるあずましく1人でも泊まりやすいホテル。
93歴旅・温泉、釧路湿原編
 … 釧路湿原国立公園で唯一の天然温泉、超アツアツの4種類の湯。
92歴旅・温泉、遠軽編
 … まったり系のリーズナブルなひなびた温泉、飲用では「糖尿病や二日酔いに効く」。
84歴旅・温泉、白滝編
 … 閉鎖しました。
77歴旅・温泉、愛別編
 … 炭酸がサイダーのように辛い、超泉質の温泉宿。
75歴旅・温泉、下川編
 … 炭酸-重曹泉の濁り湯で血液の循環を良くする「心臓の湯」。
57歴旅・温泉、屈斜路・阿寒編
 … 温泉街と駅にある名物足湯の紹介、阿寒コタン温泉郷の超格安の宿。
56歴旅・温泉、標津町編
 … 廃業したようです。



 第―回 私の温泉ブログ    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/
  

Posted by 釣山 史 at 15:00Comments(0)ブログ目録

2009年08月19日

歴旅・温泉、留辺蘂編2

とってもツルツル美肌の湯、塩別つるつる温泉
 ~お年寄りに優しい昔ながらの温泉宿

 ムカ原野の開拓に活躍し、オンネユ温泉郷の基礎を築いた国沢喜右エ門が明治34年に出願し開発したのが「塩別つるつる温泉」で美人の湯として人気がある。アルカリの「塩」であることから「塩別」と命名されて、また、豊富な湯量から別名を「滝の湯」とも云う。
 この温泉は、当初は望月銀作を代理人として「望月温泉」とも呼ばれていたが、「岩瀬禎助」を経てが野村鉱業イトムカ鉱山(現野村興産)が買収し、しばらくは荒れるにまかされていたが、昭和32年に大雪国道が開通したことから開発が進んで、昭和45年に社用の保養所として、同49年からは温泉旅館となり、平成14年には新館が建設された。
 大正15年に岩瀬が大火傷を負った際に、自宅に引き湯して治癒させたと云い、この時に信仰した不動尊が「成田山塩別不動尊」として、毎年7月28日には例大祭祀が行われる。


 石ケンがよく溶ける天然100%の温泉!お肌がつるつるスベスベになる!! 
 日帰り湯で朝湯が出来るのがウレシイ!!!


◆温泉の概要
 ・露天風呂、打たせ湯、寝湯、ジャグジー
 ・泉 質~単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)
 ・泉 温~浴場46.0 ℃ 
 ・湧 出~300ℓ/分(自噴)
 ・P  H~9.5
 ・飲用可
 ・効 能~神経痛、筋肉痛関、節痛、こわばりほか
 ・日帰り湯
  8:00~21:00、大人500円、子供250円
◆宿 泊
  大人6450円~15900円、小人4500円~11650円
◆付属施設
  パークゴルフ場、ゲートボールコート、室内ゲートボール場


   北見市留辺蘂町滝の湯  ℡0157-45-2225/Fax0157-45-3097



 すぐ近くにある武華駅逓所(留辺蘂開拓資料館)







 第142回 つるつる美人の湯    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

  

Posted by 釣山 史 at 20:45Comments(0)旅と温泉

2009年08月17日

歴旅・温泉、愛山渓編

奥山にある秘湯中の秘湯、愛山渓温泉

 愛山渓温泉は大雪山系の標高1,010mの奥山にあり、渓流釣りや紅葉など、登山愛好家に知られた名湯である。明治の末頃に熊狩りの途中で発見され、大正15年に温泉宿となり、昔は発見者の直井藤次郎の名前をとって「直井温泉」と呼ばれていたが、その後、直井は権利を譲渡して、南米に移住したと云う。
 豪雪のため、冬季(10月中旬から4月下旬まで)は休業する、秘湯中の秘湯で、現在の宿は、昭和56年の開業。


 ・温度42℃
 ・湧出105ℓ/分
 ・泉 質
  ナトリウム・マグネシウム 炭酸水素塩・硫酸塩泉
 ・効能等
  神経痛、筋肉痛ほか、打ち身、こわばり、疲労回復など、
  皮膚炎にも効能があってアトピーに良く、また、飲用で消化器病や便秘にも効く。


 そのままの源泉が浴槽へ引湯される100%かけ流し、加温なしの天然温泉。とっても鄙びた、何とも言えない気持が良い柔らかなお湯。飲用も独特の味ながらキツクハない。

 ◆日帰り湯
 ・大人/500円  小人 /350円
 ◆宿 泊(本館は素泊まり不可)
 ・1泊2食付き6,800円(小人4,300円)
 ・ヒュッテ2,300円(小人1,800円)
 ◆食 事
 ・夕食/1,500円(小人800円) 
  朝食/1,000円(小人700円)
  おにぎり/450円
 ・昼食(食堂)/カレーライスやソバなど軽食あり

  「愛山渓青少年の家(愛山渓ヒュッテ・愛山渓倶楽部)」電話 01658-2-3887


 第141回 秘湯中の秘湯    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

  

Posted by 釣山 史 at 18:08Comments(1)旅と温泉

2009年08月14日

北見地方のリンゴ1

北限のリンゴ、北見地方の栽培の始まり
 ~改題・改訂しました


 私の伯母は上湧別の出身で、子どもの頃には寒くなると、よくリンゴを頂いた。今はわずかに観光農園にしか見られない北見地方のリンゴも、昭和40年代前半までは道内を代表する一大産地であった。

◆北見地方のリンゴ栽培
 北見地方の果樹栽培は最寄の猪股周作が明治15年に杏・桃・梨の苗を取り寄せたのに始まって、同20年代には盛んにリンゴが奨励されたが、当初の中心はもっぱら網走であり、同43年をピークにブームを迎え、同44年の病害虫の大発生で一時的に減少しながらも、その後の防除等の栽培技術の進歩から次第に北海道を代表する一大産地へと発展して行った。
 網走外三郡農会では、大正9年から網走・野付牛・相内・遠軽・上湧別の5ヶ所に集中指導地を設け、また、昭和8年には、北海道庁が果樹栽培の奨励地帯を定めて実地指導地を設定、網走管内では上湧別の平野毅が請け負った。

天都山の青リンゴ/H21年8月
◆呼人リンゴ
 網走の初期のリンゴ栽培は、台町から潮見にかけてと川向から向陽ケ丘にかけてであったが、後に呼人が盛んとなって現在でも天都山の周辺でリンゴ樹が見られる。
 呼人リンゴの発祥は、明治末年頃には田中牧場の辺りにリンゴ樹が20本位あり、その後に植栽する者も現われて、大正4年には坂野竹次郎が入って計画的に苗木を植え、同6年には早くに植栽していた五十嵐政次郎と外数名が共同して購入し、同9年には4町5反の呼人リンゴ園が完成した。
 大正13年には網走果樹栽培実行組合が結成されが、呼人には支部が設けられ、昭和5年には坂野果樹園が網走外三郡農会の果樹指導所に指定されて、この地方の果樹農家の中心としての呼人リンゴが確立した。

上湧別の早生リンゴ/H21年8月
◆北限の湧別リンゴ
 明治30年に屯田兵が入地したときには中湧別の先住者・徳弘正輝の庭に相当のリンゴが結実しており、これが上湧別のリンゴの濫觴と思われるが、また、土井菊太郎が同27年に入植して徳弘の畑地を借りた際、既に数本のリンゴが植えられていたと云う。
 このように湧別地方ではリンゴの育成が良好なことから、明治32年には中隊本部が苗木を斡旋し、これらは同37年頃から結実し始めて、上湧別では村農会が大正6年にリンゴの技術員を置いて指導の強化に努め、同11年に各部落組合が結成されて村内品評会が開かれるようになり、また、同10年からは「湧別名産りんご」のレッテルの使用が始まり、こうして上湧別では屯田兵村を中心に栽培が広がって、大正後期には上湧別の耕作戸数が全道の1/4にも及んで、同15年に当地で北海道庁による第五回栽培地実地指導講演会が行われるまでとなった。
 そして昭和11年の陸軍特別大演習の際には「北限のリンゴ」として天皇陛下へ献納し、また、同13年の北海道園芸会主催の第六回園芸作物展覧会では、平野毅が品種「旭」を出品して一等となるなど本村リンゴの最盛期を迎えた。


◆新撰組のリンゴ
 さて、この初期のリンゴ栽培には元新撰組隊士が関係する。それは幕末は新撰組に属し、分裂後に近藤勇を狙撃したことで有名な阿部隆明が、維新後に開拓使を経て農商務省の葡萄園兼醸造所へ配属され、明治19年の辞職後に札幌へ果樹園を開いて、苗木の生産と普及に努めたが、品種「倭錦」は別名「阿部七号」とも云い、北海道果樹協会の発足では中心となり初代理事となった。
 「上湧別村史/大正9年」には『最も早熟なる紅魁及嚴冬に堪ゆる俗稱阿部七號と名づく倭錦外數種の一、二年生取交ぜ五千本を購入して・・・』とあり、寒さに強い「倭錦」はリンゴの初期栽培において重要な品種であった。

 
 第140回 盛んだった網走管内のリンゴ    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

  

Posted by 釣山 史 at 06:56Comments(0)オホーツクの歴史

2009年08月06日

歴旅・温泉、留辺蘂編1

玄人好み、とってもオススメなひなびた温泉~お肌に優しいお湯!!

 アイヌ語で、「大きい・お湯」=オンネ・ユ(温根湯)に対して「小さい・お湯」=ポン・ユと呼ばれるのが「北見温泉三光荘」だ。
 明治23年に網走-旭川間を結ぶ中央道路が開削された頃にアイヌ人によって発見され、同30年には和人が入り、また、この年に小泉屯田大隊長が立ち寄ったと云う老舗の旅館だ。
 高齢者や子ども向けの温めのお湯でゆっくり、ゆったり。昔ながらの民宿的な気軽でのんびりした宿で、単純泉ながら、浸かっていると全身に微細な気泡が付着する特にアトピーなど皮膚炎に効能がある超天然温泉。


・泉 質~アルカリ性単純泉
      源泉38℃(Ph8.2)と43℃(Ph9.6)
      加温の無い源泉かけ流し
      飲用可
・大浴場、ジャグジー、打たせ湯
・入浴料~大人500円
       小人150円
       午前9:00~午後9:30
・宿泊料~一泊二食(6,450円から)
       24時間湯
・北見市留辺蘂町 ℡0157-42-2288/fax42-2289






























すぐお隣りの昭和初年頃と思われるモダンな古建築


第139回 北見温泉・ポン湯    北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/  

Posted by 釣山 史 at 20:29Comments(0)旅と温泉