もんべつの植樹祭

釣山 史

2011年04月04日 11:14

 自然の森に育まれていた襟裳地方は、明治以降の開発によってしだいに砂漠化し、表土が海に流入するなど海岸も荒れ、それまで豊かであったコンブやサケ・マスは姿を消してしまった。そこで地元漁師らが植樹を始めたのは、昭和28年のことだ。
 昭和62年には、道漁婦連が「おさかな殖やす全道一斉「植樹」活動」の実施を決定し、翌年から「百年かけて百年前の自然の浜を」をキャッチフレーズに「お魚殖やす植樹運動」が始まった。
 紋別漁協女性部でも昭和38年にサクラを植樹するなどの活動が始まり、同51年からは「市民植樹祭」の開催となり、現在は、「オホーツク魚の市民植樹祭」と形をかえて、地球環境や生態系の保全にも貢献している。


今年も恒例の春の植樹祭を行います。

第16回「オホーツク魚の市民植樹祭」の開催

 ・と  き:5月22日(日) 雨天決行
 ・集合場所:10時、スキー場駐車場
 ・植樹会場:市民の森(旧水源地の奥)、10時30分開会
 ・無料!! カニ汁、ホタテ貝焼き、日曜大工用の端材の配布
 ・主催:紋別市、紋別漁協、紋別漁協女性部

 (事務局:市~0158-24-2111、漁協~0158-24-2131)
 ~詳しくはチラシをご覧下さい。




































-号 外-

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