公開、爆釣・安価!ポッチョン仕掛け
公開、爆釣・安価!
~「ポッチョン仕掛け」の作り方、釣り方(関連第49回)
釣りのメッカ紋別で15年間に渡って釣りクラブの幹事を務めた私し釣山がおおよそ10年間の考究によって編み出した「釣り方」も含めた極意を公表、ここではオホーツクでの誰もが気軽に釣行できる港内での釣り方を紹介する。
さて皆さんは「水深はある方が良い」、「仕掛けは出来るだけ遠くに投げた方が良い」、「港口の水通しを狙え」などとは思っていまいか。
はてさて、これらはすべて間違いである。あなたは釣り方を知らない!
①水深は50㎝もあれば良い。
②目の前、というより目下をねらえ。
③釣り場はドンずまりが良い。
④ヒトがいないところを選べ。・・・である。
だってサロマ湖などでは実際に水深50㎝程度のところに30㎝クラスのクロガシラや40㎝位のカジカがいたりして、余り知られていないが、クロガシラは川をさかのぼって河岸で釣れたりもするからである。
つたない絵でたいへん申し訳ないが、ここにある仕掛けと釣り方が会得できれば、あなたもいっぱしの太公望になれる。
‐釣り方‐
簡単に云うと仕掛けを投げずに岸壁にそって真下に落としてゆっくり30~50㎝、スー・トントンと底をタタキながら上下させるということ(引きずらない)。そして徐々に横に移動すれば、広範囲の漁場を確保したことになる。
カレイも特にクロガシラは護岸に寄っていることが多く、ゴロタ石にはカジカが潜んでいたりする。ソイは大が底辺に小さいものは中層いる。
産卵などによる岸寄りはもちろんだが、護岸のすき間(波消しのため櫛歯のようになっていたりする)やゴロタ石には海藻がはえ、エサとなる虫類なども豊富で、隠れどころも多く、つまり、魚にとっては非常に暮らしやすいと云うこと。
そしてポイントはドンずまり、ゴミや海藻がたくさん浮かんでいるようなところで、それは港内に入って来た魚が静穏なところで一休みするからで、特に荒れた後には、このようなところに集っている。
最後に、魚は大きなものからエサに食らいつくから、多くのヒトが出入りする釣り場での大物ねらいはむずかしく、当然、もはや釣られてしまっていたりする。
ちなみに私は165~180㎝(浅いところではもっと短い)の釣り竿で仕掛けはハリが8号、幹糸は1.5号前後、蛍光玉は緑、おもりは蛍光赤で8~10号を使っているが(市販の徳用サビキの加工)、そうは云っても、これで35㎝のカレイや40㎝クラスのカジカを釣りあげるにはかなりのテクニックが必要だろう(3号チカバリで約40センチのアメマスを釣り上げたこともある)。また、実際いるのかどうか、魚の気配をさぐるにも経験がいる。
さて、何ゆえサビキを利用するのか、それはハリスが短いと細かな当りがとりやすく、しかし魚自身が抵抗を感じやすいからハリとおもりを小さくし、そして光の通る浅いところでも幹糸を目立たなくするためである。
エサは喰いが悪いときで生イソメ、良いときは塩イソメを使い、しっかり食いつかせるには塩イソメの方がイイ。数より超大物にしぼるときにはホタテのミミも。
また、この仕掛けは浅いところでのチョイ投げ釣りにも適していて、サロマ湖など汽水域では抜群の性能を発揮する。
これで、とっても安価で簡単な仕掛け作りほか、私の極意の7割程度を公開したが、あとは皆さん、おのおの努力しガンバッてね!・・・全部は教えな~い。
サー今年の連休も、某港おか釣りで、35㎝クラスをガンガン爆釣するゾ。
第47回絶対釣れる
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