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2010年12月11日

サンゴソウの話し

天然記念物が自然的に消滅した例
 その昔、牡蠣島にあったアッケシソウの群落

もんべつコムケ湖のサンゴソウ
サンゴソウの話し
 もんべつでは馴染み深い「サンゴソウ(アッケシソウ)」も、その生息域は限られ、希少種(R)に指定されている。汽水域の低湿地帯という、特殊な条件から、道内では、主にオホーツク海沿岸にある湖沼群(そのほかサロマ湖、能取湖、厚岸湖、春国岱など)に群生する。
 明治24年に宮部金吾博士によって厚岸の牡蠣島で発見されたことから「アッケシソウ」と命名され、大正10年には国指定の天然記念物となったが、その後の十勝沖地震やチリ沖地震の津波などによる地形の変化でほぼ水没して群生が消滅、おしくも平成6年には指定解除となってしまった。
 そのほかに道指定天然記念物として、サロマ湖畔鶴沼のアッケシソウ群落が指定されている。


第221回 文化財としてのサンゴソウ      北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

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Posted by 釣山 史 at 18:16│Comments(0)郷土の語り
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