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2008年05月08日

屈斜路湖畔のチセッ

~連休にアイヌコタンへ行って来ました

屈斜路湖畔のチセッ 弟子屈町の「屈斜路コタンアイヌ民俗資料館」と並んで湖畔にたたずむチセッ(家)、ヌササン(祭壇)とヘペレセッ(熊檻)、チプ(丸木船)。このチセッは日川さんのもので土産店となっている。


◆弟子屈の日川さん
 故日川善次郎さんは明治44年に平取町に生まれる。のちに阿寒町をへて弟子屈町の屈斜路湖畔にチセを建設し、土産店を経営しながら数少ないカムイノミを伝承する祭司としてアイヌ文化の保存に貢献された。
 夫人のキヨさんは大正6年生まれ。昭和25年に始まった「まりも祭り」に第一回目から継続して参加するなど、故人同様、アイヌ文化の伝承と保存に努められ、特に作法や歌舞では指導的な役割を担っておられる。「平成11年度アイヌ文化賞」を受賞。阿寒湖アイヌコタンのオンネチセのすぐ隣りにも「日川民芸店」があり、阿 寒 アイヌ工芸協同組合にはお孫さんがいらっしゃる。


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 私がチセッの内部を見学していたところ、観光の関西のおじさんとおばさんがやって来て、にわかに騒がしくなり、和気あいあい、衣装を着ての記念写真の撮影となった。店主のご厚意もあり、シントコなど今後の貴重な写真資料となった。


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第50回アイヌの家(関連、第57回)

北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/

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Posted by 釣山 史 at 21:36│Comments(0)北海道の歴史
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