2013年04月24日
美深の水門
産業遺産ペンケ取入口水門(美深町) 第一次大戦時に農産物の国際需要が高まり、世界的な機械化による生産増もあって、戦後にヨーロッパが復興すると農産物は生産過剰となってしまった。高騰していたジャガイモ(澱粉)や豆などの雑穀価格は急落し、これによって、北海道では米作の機運が高まっていった。美深村では大正11年6月に土功組合設立の認可を得て、大正12年春に着工をして翌13年末に竣工した。写真は大正13年8月に完工した石積みと煉瓦で出来たペンケ取入口水門(ペンケニウプ川)である。
第342回 美深の水門 北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/
Posted by 釣山 史 at 00:00│Comments(0)
│土木遺産
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