2012年12月28日
奉安殿の建築基準
現存する奉安殿の調査を重ねて数年、ほとんど知られていないのが、奉安殿の建築基準である。
①社殿(神社)造であってはならない。
②適当な通風孔を設けること。
③扉は2重にし、内扉は金網張りとすること。
④屋根は瓦やトタン葺の場合は、雨漏りがしないように下に柾を敷くこと。(つまり、瓦やトタンでなくても良い)
最初期には、どのように造って良いかが分からず、後に①の指導によって改築されたものもあった。
第332回 奉安殿の建て方 北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/
Posted by 釣山 史 at 00:00│Comments(0)
│戦時遺産(旧軍施設と戦時教育)
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