2018年05月24日
北海道製麻会社の麻布
北海道製麻会社の麻布 明治20年に創立の『北海道製麻会社』は、同24年から工場の操業を開始した。もっぱら海外に頼る麻製品を国内で生産すべく亜麻を輸入移植して、製繊技術はフランスから導入した。最大の供給先は軍部であり、日清・日露戦争を経て、明治40年に日本製麻会社と合併、帝国製麻会社となる。この札幌工場は、今はなくなった「テイセン ボウル」があったところ。麻布には、“ロイヤル ネイビー”とあり、イギリス軍用に輸出したものか。
第436号 北海道製麻 北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/