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2014年03月02日

若者と指導者達へ

悩み深い今日この頃



 狭義の「ゆとり世代」とは、一般的には平成4年度から平成21年度までに“ゆとり教育”を受けた世代を云い、初代の子供たちが新卒入社期を迎えた頃に定義が定着した。
 私が感じるところ
 ①能動力に劣る(指示されないと何をして良いか分からない)
 ②実行力に欠ける(考えが行動に現れない、具体的な行動が伴わない)
 ③意思と意識の共通化が図れない(理解力、読解力、読心力、表現力に乏しい)
など、“大卒”としての知識(学力)に欠如し、“おとな”としての常識(社会生活に必要な最低限の知識)にも欠ける若者をどう育てればよいものか? 
 さて、悪評される“ゆとり世代”であるが、そもそも中堅の能力不足が指摘されるなど、“ゆとり世代批判” に反する意見もある。
 彼らを作り上げたのは、いわゆる“どうにかなるさの高度成長期世代”であり、それに”いけいけバブル世代”の中堅が加わるともう目も当てられない。これらの世代間ギャップは大きく、意識空間を共有するのが難しいのも当然で、先輩たちに指導力があるとも思えない。

  粗製の若者と粗悪な指導層、どこに行くのか? これからのニッポン!!
  品位はなくとも品性に劣ることなく、品格はもってもらいたい先輩たち。
  

Posted by 釣山 史 at 18:04Comments(0)持論、討論トピック