2008年07月17日
課外学習、お魚へったの?
□最近のもんべつの漁業について
総合学習「なぜなぜ調査隊」漁業班
紋別市立南丘小学校六年 H20,7,15
①船はどのくらい減ったの?どうしてなの?
平成20年は船外機船と云う小さなものが98隻で、普通の動力船の102隻と合せて200隻あります。
◆船の大きさ ○左と関係のあるのはどれかな
船の種類 だいたいの大きさ ~博物館に展示しているので
○こんぶ採りの船 1~ 2㌧くらい 探してみてネ
○ホタテ引きの船 14㌧くらい ○平安丸
○底 建 網 船 10~15㌧くらい ○八 尺
○サケ・マスの船 15~20㌧くらい ○定置網
○沖合い底引き船 150~200㌧くらい ○ネジリ
◆船の数の減少
○10年前の平成10年には、
・船外機船が144隻
・動力船は134隻 の合計278隻ありましたが、2トン前後の船を中心に主に5トン以下の小さい船が大きく減りました。
②働いている漁師さんは何人いるの?
今の漁業協同組合の組合員(お魚を漁で採ってよいヒト)は平成10年のときに207人でしたが、今は178人に減りました。また、漁業全体で働いているヒトは、平成5年が456人、平成15年は452人で組合員の減少に比べて漁師さん全体の変化は小さいです。
③水揚げについて
去年は73,105トン、82億6千百万円と豊漁でしたが、一昨年は台風の被害などもあって53,488トン、68億5千9百万円といつもより少なかったです。
◆紋別の漁獲の順位(平成18年)
○北海道で水揚げされた市町村別の順位は、
・量が10位
・金額で9位
この50年間で一番、お魚が獲れたのは昭和51年の208,644トンですが、そのうちで昔はスケソウダラが一番たくさん獲れていました。昭和60年の11万トンを最後に10万トンを切って、ここ数年は1千トン台の水揚げでしたが、昨年は平成2年以来に1万トン以上が獲れました。
このようにスケソウダラの水揚げが減ったのは、昭和60年に200海里規制が本格的となり、北転船(北洋の遠洋底びき船)や沖合底びき船が遠くまで魚を獲りに行けなくなったこと、全体的に資源が減少したことなどが原因です。
もんべつでは、かってはスケソウダラを塩干した「すきみ」の生産が全国の70%以上を占めたこともありました。
※「たらこ」はタラの子(卵)ではなく、スケソウダラの子(卵)のことです。
○200海里規制って分かるかな、後で調べて見ましょう。
○漁師さんたちは魚を獲りすぎないようにしています。
網の目の大きさを決めて、小さな魚を獲らないようにしたり、みんなで獲る量を制限したりしています。また、「サケ・マス」や「ホタテ」のように育ててから放流するなど、引き続いて、これからも漁ができるように資源の管理に努めています。
○カレイやケガニなど獲ってもよいサイズを調べてみよう。
○「広報もんべつ」の知っていますか『紋別の水産物』を見て、紋別のお魚を勉強しよう。H20年5月号から
第67回 紋別の漁業
北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/
総合学習「なぜなぜ調査隊」漁業班
紋別市立南丘小学校六年 H20,7,15
①船はどのくらい減ったの?どうしてなの?
平成20年は船外機船と云う小さなものが98隻で、普通の動力船の102隻と合せて200隻あります。
◆船の大きさ ○左と関係のあるのはどれかな
船の種類 だいたいの大きさ ~博物館に展示しているので
○こんぶ採りの船 1~ 2㌧くらい 探してみてネ
○ホタテ引きの船 14㌧くらい ○平安丸
○底 建 網 船 10~15㌧くらい ○八 尺
○サケ・マスの船 15~20㌧くらい ○定置網
○沖合い底引き船 150~200㌧くらい ○ネジリ
◆船の数の減少
○10年前の平成10年には、
・船外機船が144隻
・動力船は134隻 の合計278隻ありましたが、2トン前後の船を中心に主に5トン以下の小さい船が大きく減りました。
②働いている漁師さんは何人いるの?
今の漁業協同組合の組合員(お魚を漁で採ってよいヒト)は平成10年のときに207人でしたが、今は178人に減りました。また、漁業全体で働いているヒトは、平成5年が456人、平成15年は452人で組合員の減少に比べて漁師さん全体の変化は小さいです。
③水揚げについて
去年は73,105トン、82億6千百万円と豊漁でしたが、一昨年は台風の被害などもあって53,488トン、68億5千9百万円といつもより少なかったです。
◆紋別の漁獲の順位(平成18年)
○北海道で水揚げされた市町村別の順位は、
・量が10位
・金額で9位
この50年間で一番、お魚が獲れたのは昭和51年の208,644トンですが、そのうちで昔はスケソウダラが一番たくさん獲れていました。昭和60年の11万トンを最後に10万トンを切って、ここ数年は1千トン台の水揚げでしたが、昨年は平成2年以来に1万トン以上が獲れました。
このようにスケソウダラの水揚げが減ったのは、昭和60年に200海里規制が本格的となり、北転船(北洋の遠洋底びき船)や沖合底びき船が遠くまで魚を獲りに行けなくなったこと、全体的に資源が減少したことなどが原因です。
もんべつでは、かってはスケソウダラを塩干した「すきみ」の生産が全国の70%以上を占めたこともありました。
※「たらこ」はタラの子(卵)ではなく、スケソウダラの子(卵)のことです。
○200海里規制って分かるかな、後で調べて見ましょう。
○漁師さんたちは魚を獲りすぎないようにしています。
網の目の大きさを決めて、小さな魚を獲らないようにしたり、みんなで獲る量を制限したりしています。また、「サケ・マス」や「ホタテ」のように育ててから放流するなど、引き続いて、これからも漁ができるように資源の管理に努めています。
○カレイやケガニなど獲ってもよいサイズを調べてみよう。
○「広報もんべつ」の知っていますか『紋別の水産物』を見て、紋別のお魚を勉強しよう。H20年5月号から
第67回 紋別の漁業
北海道の歴史,北海道の文化,北海道文化財保護協会,http://turiyamafumi.kitaguni.tv/